古事記ゆかりの神社

2024年7月26日 (金)

2024.07.26 生田神社(神戸市中央区)

今日は、神戸市中央区の生田神社に来ています。

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10年ぶりの訪問になります。

御祭神は、稚(わか)く、瑞々(みずみず)しい、日の女神を意味する、稚日女尊(わかひるめのみこと)です。

稚日女尊は、天照大神の幼名とも云われる女神です。

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生田の森

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生田神社の動画です。
2024.07.26 生田神社(神戸市中央区) (youtube.com)

 

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2023年1月 6日 (金)

因幡國一宮 宇倍神社 2023.01.06

本日は、鳥取市の「宇倍神社」に来ております。

因幡一宮でもあり鳥取市の方は、初詣といえば宇倍神社に参拝される方が多いです。

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宇倍神社 大鳥居

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宇倍神社 参道の二の鳥居

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宇倍神社 参道

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宇倍神社 参道

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宇倍神社 参道

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宇倍神社 拝殿

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宇倍神社 拝殿

-宇倍神社- [因幡一宮]

住 所:鳥取県鳥取市国府町宮下651

創 建:孝徳天皇大化4年(648年)

御祭神:武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)

ご利益:商売繁盛、金運上昇、延命長寿、健康祈願

御祭神の武内宿禰命は、360歳まで生きたと言われており長寿の神として崇敬を集めています。

明治32年(1899年)、全国の神社では初めて、御祭神である武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)の御尊像と共に宇倍神社拝殿が五円紙幣に載せられました。

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手水舎

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宇倍神社 御本殿

-御祭神- [武内宿禰命]

武内宿禰命(たけしうちのすくねのみこと)は、第12代景行天皇・第13代成務天応・第14代仲哀天応・第15代応神天皇・第16代仁徳天皇の5代に仕え皇の信任が篤く、わが身を投げうって東奔西走、日本の統一に尽力されたと云われます。

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-双履石(そうりせき)-

本殿の後方の少し小高い、亀金岡(かめがねのおか)と呼ばれる所に、御祭神 武内宿禰命が双履(ぞうり)を残し、360余歳でお隠れになられたと云われています。

ここが、御祭神終焉の地で、双履石(そうりせき)と呼ばれ現在まで伝わっています。

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-双履石(そうりせき)-

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宇倍神社 御本殿

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宇倍神社 御本殿 幣殿

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右近の橘

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左近の桜

-左近の桜・右近の橘-

神様から見て、左側にあるのが「左近の桜」、右側にあるのが「右近の橘」です。

平安宮内裏の紫宸殿(京都御所)の前庭に桜とタチバナが植えられており、儀式の際に宮中の警固などを行う左近衛が桜の近くに陣をしき、右近衛が橘の近くに陣をしいた事が由来とも云われます。

拝殿前に「左近の桜・右近の橘」が植えてある神社があります。

昨年の大河ドラマに登場した源頼朝も右近衛大将(うこんえのだいしょう)になっていた時期があるようです。

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2019年2月20日 (水)

松江 加賀神社(かかじんじゃ)

今日は視察で松江市を訪れました。
こちらは、島根県松江市島根町に鎮座する[加賀神社/かかじんじゃ]です。

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主祭神は、支佐加比売命(キサカヒメノミコト)。日本神話に登場する女神です。
古事記では、大国主命の生命を蘇生した女神でもあります。
加賀(かか)神社は、733年に記された出雲風土記にて、「加賀神崎の潜戸内にお祀りしてあったものを後に陸地へ移転したものが潜戸大神である」と記される神社です。

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隋神門と狛犬
 
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頭が平らな狛犬です。

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隋神門の狛犬の彫刻
 
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こけら葺き屋根の加賀神社の拝殿です。
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拝殿には鯛の彫刻があります。
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江戸時代には、北前船の風待ち港として賑わったそうで、拝殿内には、船主や船員の海上安全などを祈願して奉納された大きな絵馬が掲げられています。
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ガイドさんから加賀の歴史について説明を受けました。
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青い海に浮かぶ船絵馬。
通行票のような紙を掲げる船員などが詳細に描かれています。
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茅葺のご本殿は、2020年の遷宮で、ステンレス板の屋根に替わるそうです。
貴重な絵馬を拝見することができ、当時の賑わいが伝わり歴史を感じる神社です。

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2019年2月 9日 (土)

気比神宮 -越前國一之宮-

福井県敦賀市の気比神宮を訪れました。
 
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美しい朱塗りの大鳥居は、奈良の春日大社、広島の厳島神社とともに、日本三大鳥居とも云われています。(現在は重要文化財となっています)
 
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この大鳥居は、高さ36尺(10.9m)もあり、寛永年間に佐渡国鳥居ヶ原から伐採奉納したムロノキを使って、1645年に建立されたとあります。
 
 
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気比乃長命水
 
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702年(大宝2年)の神宮修営の時に、地下水が噴出し、1300年以上にも亘り、長命水の名称で親しまれています。
 
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手水舎です。
 
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古事記では、武内宿禰(タケノウチスクネ)に連れられた太子(応神天皇)が、伊奢沙別命
(イザサワケノミコト)と名前の交換を行ったと云われる地です。
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主祭神は、伊奢沙別命(イザサワケノミコト)です。
 
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御祭神は、仲哀天皇(第14第天応)、神功皇后(仲哀天応皇后、応神天皇の母)、日本武尊(第12代景行天皇の皇子)、応神天皇(第15代天皇)、玉姫命(神功皇后の妹)、武内宿禰(景行、成務、仲哀、応神、仁徳の5代に仕えた日本最初の大臣)です。
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外拝殿
 
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授与所
 
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絵馬奉納所
 
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回廊
 
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敦賀市指定天然記念物のユーカリの木
 
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気比神宮は越前国一宮であり、北陸道総鎮守とされ格式を感じる神社です。
 

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2018年3月13日 (火)

平岡神社 -河内国一之宮-

大阪府東大阪市の平岡神社を訪れました。

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二ノ鳥居。

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木製の美しい明神鳥居です。

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御祭神は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売御神(ひめみかみ)、経津主命(ふつぬしのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)です。

主祭神の天児屋根命は、古事記の、岩戸隠れの際に、岩戸の前で祝詞を唱え、天照大神が岩戸を少し開いたときに鏡を差し出し功績をあげられました神です。

比売御神は天児屋根命の后神、経津主命は、香取神宮の御祭神、武甕槌命は、鹿島神宮の御祭神です。

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右手に手水舎です。

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手水口は神使の鹿像です。

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橋の手前には鹿の石像。

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微笑ましく感じます。

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拝殿です。

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御本殿です。

四つの本殿が並列する枚岡造と呼ばれる美しい社殿です。

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授与所です。

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なで鹿おみくじ。

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梅まもり。

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梅林でも有名な平岡神社です。

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2018年3月10日 (土)

調神社(つきじんじゃ) さいたま市

埼玉県さいたま市浦和に鎮座する調神社(つきじんじゃ)を訪れました。

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狛犬の代わりに兎の像が建っています。

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御祭神は、天照大御神(アマテラスオオミカミ)、豊宇気姫命(トヨウケヒメノカミ)、素盞嗚尊(スサノオノミコト)です。

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こちらの調神社は鳥居がありません。

倭姫命の御伝により御倉より調物斎清の為め当社に搬入する妨げとなるため鳥居、門取払はれたる事が起因となり現今に到る。(境内掲示より)

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手水舎も兎像です。

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古い狛犬が展示されています。

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神池の兎。

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境内の稲荷神社。

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社殿は調神社の旧本殿。

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社殿は本殿と拝殿が一体となった権現造りです。

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拝殿をよく見ると、兎の彫刻があります。

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お守りも兎です。
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こちらは、神楽焼兎守り。

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兎は調神社の使姫(神使)とされているので、たくさんの兎を見ることができるんです。

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2016年9月 3日 (土)

若狭一宮 上社・下社(小浜市)

今日は福井県小浜市に来ています。

訪れたのは若狭一宮の若狭彦神社です。

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御祭神は若狭彦大神(火遠理命/彦火火出見尊)別名、山幸彦です。

山幸彦は海幸山幸の神話に登場する神で父神はニニギノミコト、また初代神武天皇の祖父にあたる神です。

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参道前の案内板。

上社・下社の二社からなり、上社が若狭彦神社です。

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癒しの参道を歩きます。

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楼門が見えます。

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若狭彦神社の手水。

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若狭彦神社の神門、御本殿です。

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若狭彦神社 案内板です。

そして、下社の若狭姫神社を訪れました。

若狭姫神社の御祭神は豊玉姫命(トヨタマヒメ)です。

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豊玉姫は、海神・大綿津見神の娘で、山幸彦と結婚し鵜草萱不合命(ウガヤフキアエズノミコト)をお産みになりました。

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豊玉姫は、初代神武天皇の祖母にあたる女神です。

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境内の案内板です。

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若狭姫神社の楼門です。

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若狭姫神社境内。

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神門のそばに立つ千年杉と云われる霊木の大きさに圧巻です。

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若狭姫神社の神門、御本殿。

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境内の大銀杏。

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大銀杏(乳神さま)

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案内板:おがたまの木。

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おがたまの木。

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境内の絵馬掛け。

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若狭姫神社 御本殿。

上社(若狭彦神社)、下社(若狭姫神社)両社ともに静寂の深い格式を感じる古社でした。

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2016年3月12日 (土)

根津神社 -東京都文京区-

東京都文京区に来ています。

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訪れたのは「根津神社」です。

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日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、千駄木の地に創建したと伝えられる古社です。

御祭神は、須佐之男命(スサノオノミコト)、大山咋命 (オオヤマクイノミコト)、誉田別命(ホンダワケノミコト/応神天皇)です。

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神橋と楼門

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楼門(国指定重文)

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神楽殿

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手水舎

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唐門(国指定重文)

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根津神社社殿

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社殿は拝殿、幣殿、本殿がつながった総漆塗りの権現造りです。

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授与所です。

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社殿の周囲を囲む透塀/すきべい(国指定重文)

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奉納された朱塗りの鳥居が連なる「乙女稲荷神社」

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御祭神は倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)です。

古事記では、宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)と云われ、穀物の神、お稲荷さんとして広く信仰されています。

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乙女稲荷神社から望む根津神社社殿です。

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境内にはたくさんの「つつじ」が植えられており、花季の見ごろは名所として多くの参拝者が来られるようです。

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2016年3月 9日 (水)

玉前神社 -上総一ノ宮-

今日は、千葉県の一宮町に来ています。

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JR上総一ノ宮駅です。

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駅から500nほど歩いて、

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訪れたのは、上総国一ノ宮「玉前神社(たまさきじんじゃ)」です。

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玉前神社の御祭神は、玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。

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玉依姫は海神・綿津見神の娘で、姉の豊玉姫と夫である山幸彦の間に生まれた鵜萱葺不合命を養育されました。

玉依姫は鵜萱葺不合命と結婚され誕生されたのが初代天皇の神武天皇です。

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参道の鳥居。

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こちらは「ご神水」です。

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手水舎です。

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【子宝・子授けいちょう】

雄株(右)と雌株(左)の真中に実生(みしょう)の子どもいちょうが育っています。

雄株→雌株→こどもの順に両手で触れて子宝を願うとよいと言われています(案内板より)

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さざれ石が奉納されてあります。

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社殿前の朱塗りの鳥居。

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玉前神社の社殿は平成の大修理が行なわれていました。

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改修中でありますが、社殿は本殿・幣殿・拝殿がつながった権現造です。

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御本殿の後ろです。

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ご神木の「いす」通称:なんじゃもんじゃの木と神楽殿。

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境内には槇の群生があります。

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絵馬掛け

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授与所です。

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御祭神が玉依姫であられるので、女性の守護神、安産・子育、縁を結ぶ神として信仰されています。

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2016年2月27日 (土)

物部神社 -石見国一宮-

今日は島根県太田市の物部神社(もののべじんじゃ)に来ています。

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石見一宮 物部神社

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大きな木製の鳥居です。

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御祭神は、宇摩志麻遅命(ウマシマジノミコト)です。

物部氏の御祖神として知られています。

宇摩志麻遅命は、初代神武天皇の時代に活躍になり、その後各地の兇賊を平定されて、最後に神社近くの鶴府山に鶴に乗って降臨されました。(境内案内版より)

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参道の狛犬です。

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手水舎です。

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富金石の案内版

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こちらの手水石は、含金石お呼ばれる砂金を含んだ石でできています。

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手水石には曲玉が彫られています。

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拝殿です。

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拝殿、御本殿です。


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本殿は社伝によれば天文19年(1591年)吉川元春により再建されたと伝えられます。

本殿の高さは16.3mあり、春日造りの建築でありながら、高床・千木・勝男木・大棟など出雲地域の神社建築の影響が随所に見られます(本殿案内板より)

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こちらは授与所です。

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境内全景です。

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