名所・史跡・街並み

2023年8月27日 (日)

2023.08.27 山中城跡(静岡県三島市)

静岡県三島市の山中城跡にきています。

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山中城跡は、戦国時代の北条氏によって築城され、小田原城の支城です。

三島市によって当時を反映した整備改修がなされ、堀や土塁などの遺構は風化を避けるため、盛土による被履の上芝を張って保護し、畝堀や障子堀の構造が明確に把握できるように整備されており北条氏の築城方法を良く知ることのできる城跡となっています。

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西側(南側)の岱崎出丸(だいさき)、すり鉢曲輪に向かって歩きます。

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岱崎出丸の一ノ堀

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岱崎出丸から富士山を望みます。

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岱崎出丸 一ノ堀

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岱崎出丸 一ノ堀

岱崎出丸は、天下統一を進めた豊臣秀吉との戦いに備えて、急きょ造られた出丸で、未完成のうちに戦いが始まり、守備勢が薄く、半日の戦いで攻め落とされたと云われます。

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すり鉢曲輪

すり鉢の底に滑り落ちてしまいます。

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すり鉢曲輪

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山中城跡の東側(北側)の西ノ丸、本丸を目指してあるきます。

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三ノ丸堀

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西ノ丸より

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西ノ丸と西櫓の間

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西櫓堀

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障子堀

空堀の堀底に土手を掘り障壁としたものです。

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西櫓堀

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西ノ丸と西櫓

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西ノ丸堀

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本丸へと歩きます。

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本丸 天守櫓跡

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山中城跡の動画です

https://youtu.be/K3RB0XQji00

 

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2023年8月26日 (土)

2023.08.26 上田城跡・眞田神社(長野県上田市)

長野県 上田市にきています。

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JR上田駅 真田氏の家紋(六文銭)

上田市は戦国時代の武将、真田氏ゆかりの街です。

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上田駅前の真田幸村公騎馬像

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上田城跡 上田駅から1kmほのどの距離です。

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二の丸橋 けやき並木遊歩道

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けやき並木遊歩道(二の丸堀)

昭和2年から昭和47年までは電車が通っていたそうです。

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当時のプラットフォームが残っています。

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上田城跡

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上田城跡 東虎口櫓門(ひがしこぐちやぐらもん)

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真田石

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眞田神社の手水舎

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眞田神社 風鈴

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眞田神社 風鈴

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眞田神社 

上田城本丸跡に鎮座する当社は、真田氏、仙石氏、松平氏という歴代の上田城主を御祭神としています。

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眞田神社 絵馬掛け

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眞田神社

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真田幸村公像と西櫓

 

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西櫓

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真田井戸

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Map

 

上田城跡・眞田神社の動画です

https://youtu.be/t46LyTGVnGQ

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2022年10月30日 (日)

安来市「足立美術館」「安来節演芸館」2022.10.30

本日は視察で島根県安来市に行っておりました。

安来市といえば、「足立美術館」に「安来節」が有名です。

少し紹介をさせていただきます。

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【足立美術館】

近代日本画を中心とした美術館で、横山大観のコレクションとともに、日本一の庭園が有名です。

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苔庭

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枯山水庭

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庭園は本当に美しくすばらしく、感動してしまい、ずっと見ていれます。

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池庭

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白砂青松庭

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横山大観の名作「白沙青松」をイメージした庭です。

 

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【安来節演芸館】

足立美術館の隣接する民謡・安来節の殿堂で、生の安来節が上演され、“安来節の世界”が堪能できる施設です。

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民謡「安来節」

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民謡「しげさ節」

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民謡「関乃五本松節」

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銭太鼓(ぜにだいこ)は、竹筒型の楽器で、その中に昔は文九銭、今では五円玉を入れて「銭の鳴る音」を利用して踊りの伴奏をしています。

途中で動きが超スピードになったりして、見てて楽しかったです。

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どじょうすくい踊りは、たぶん皆さん聞いたことがあると思います。

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どじょうすくい 男踊り

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思わず笑顔がこぼれてしまいます。

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どじょうすくい 女踊り

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生の安来節(唄・踊り)は心に響きます。

歌い手さんの独特の節回しの美声、三絃、鼓の演奏は「民謡っていいな」って思います。

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2019年2月22日 (金)

松江城の石垣

2019年2月20日
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島根県松江市の松江城を訪れています。

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北の門跡を出ると「馬洗池」があります。

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築城当初から馬を洗ったり、馬の体を冷やす池だったそうです。

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馬洗池前の中曲輪北側の石垣。
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石垣に「安永八」の刻印が見て取れます。
安永八年(1779年)、10代将軍の徳川家治時代に石垣が崩落し、修復された時の刻印と思われます。
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二の丸下段の石垣について説明を受けました。
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石垣に刻まれた刻印があります。
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扇の刻印です。
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輪違(わちがい)の刻印です。
石垣には様々な種類の刻印を見つけることができます。
刻印は工事の分担や石切り場の区別、合わせ印など工事を円滑かつ組織的に行うために付けられた記号とされています。
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太鼓櫓下の石垣です。(皆さんが見ているところに)
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ハート型の石垣があります。
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確かにハート型をしています。
松江城は天守も素晴らしいですが、石垣群もゆっくり見て歩くと当時の歴史が感じられます。

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2019年2月21日 (木)

国宝 松江城

2019年2月20日(水)
島根県松江市の松江城を訪れました。
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松江城のガイドさんに案内をしていただきました。
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先日に新聞報道された「埋没していた石垣」のところです。
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石垣の解体・修復作業中に見つかり、お城が築かれた当時の姿がうかがえる資料として注目されているそうです。
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埋まっていた石垣は、現在の積み方と異なっていて、大変貴重なものだそうです。
今後、石垣は元に戻される予定なので、貴重な体験をさせていただきました。
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石垣の石に刻印のような文字が見えます。
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県庁側の千鳥橋を渡り、南口門から二の丸へ向かう石段に四角い穴があります。
当時はお殿様が通るルートで、外から見えないように、壁が立っていたそうです。
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南櫓(みなみやぐら)
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南櫓は二の丸の南東角に建てられた二階建ての櫓です。

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城下の南東方向を監視する櫓です。
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中櫓(なかやぐら)
二の丸東側に建てられた平屋の櫓です。
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太鼓櫓(たいこやぐら)
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城内に時刻や号令を告げる太鼓が置かれてあった櫓です。
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太鼓櫓の鬼瓦
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松江城は「千鳥城」とも呼ばれ、全国で現存する12天守の一つで、平成27年7月に国宝に指定されました。
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天守地階の井戸です。
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深さ24m、常時飲料が得られたそうです。
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地階の様子です。地階は貯蔵庫として利用されていたそうです。
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天守1階の様子です。
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天守内の階段
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天守内の柱と天井の梁
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以前は展示物が陳列されていましたが、多くの展示物が搬出され、天守内の様子がよくわかるようになっています。
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天守の地階から4階の柱には、柱の周囲を板で包んだ[包板/つつみいた]という技法が使用されているそうです。
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天守内の階段
防火防腐のために「桐」を使用した他の城では見られない階段です。
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「梁の上から立ち上がる柱」
短い柱を巧みに利用して建物の中心に重荷がかからない工夫が施されています。
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天守最上階
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天守最上階からの風景。 寝観音(観音様が仰向けに寝ているようにも見えませんか)
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天守内の案内版です。
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宍道湖を望みます。
この日はあいにく雨が降る天気でしたが、晴れた日には美しい風景が広がることと思います。
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松江城には何回か来ておりますが、この日はガイドさんからいろいろな説明をお聞きして、新しい発見もあり、松江城の魅力をさらに感じました。

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2019年2月 5日 (火)

越前 丸岡城

福井県坂井市丸岡町に来ています。
 
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訪れたのは丸岡城(別名:霞ヶ城)です。
 
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現存天守閣としては最古の建築様式を持つ平山城で、安土桃山時代に建造されたとされる天守は重要文化財に指定されています。
 
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こちらは、丸岡城天守閣の入場券です。
 
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丸岡城は1576年に、柴田勝豊(柴田勝家の甥)によって築城された、二層三階の望楼型天守閣です。
 
天守の高さは、12.6m。
 
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天守閣の石垣は野面積み(のづらづみ)という、自然石をそのまま積み上げる、古い工法の石垣つくりとなっています。
 
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石垣の高さは、6mあります。
 
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石製のしゃちほこ(鯱)
 
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一階の様子です。
 
天守内部から外に向かって、矢や弾丸を放つための小窓、「狭間(はざま)」もあります。
 
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天守には、真下方向にいる標的を攻撃するための「石落とし」があります。
 
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外から見るとこのような感じです。
 
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二階の様子です。
 
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天守内の階段はとても急な角度になっています。
 
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上から見ると、ちょっと怖いです。
 
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天井には大きな梁が掛けてあります。
 
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天守三階の最上階からの眺めです。
 
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天井には大きな梁が掛けてあります。
 
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丸岡城の登城口に建てられている「一筆啓上の碑」。
 
日本一短い手紙として「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」の一文です。
 
徳川家康の家臣の本多作左衛門重次(鬼作左)が、長篠の合戦の際に、陣中から妻に宛てて送ったものです。
 
短い文章ですが、大事なことが明瞭に言い尽くされています。
 

 
「お仙泣かすな」の「お仙」が、当時幼子であった本多作左衛門重次の嫡子であり、後に初代丸岡藩主となる本多成重のことです。
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城内には、日本一短い手紙「一筆啓上賞」の作品が掲示されています。
 
一筆啓上の本多作左衛門重次の想いが現代に伝えられていることに、地域の方々の地元愛を感じます。
 
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素朴で地味な感じの印象がありますが、だからこそ歴史が感じられ、とても魅力のあるお城です。

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2016年10月 7日 (金)

今戸神社 -縁結びと招き猫発祥の地-

今日は東京の浅草に来ています。

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正面は浅草寺の雷門です。

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こちらは浅草寺の宝蔵門です。

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そして浅草寺の本堂です。

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こちらは浅草寺本堂の隣に鎮座する浅草神社です。

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そして、浅草寺から歩くこと約15分。

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訪れたのは今戸神社です。

招き猫と縁結びで知られるこちらの神社。

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御祭神は、応神天皇、伊弉諾尊(イザナギノミコト)、伊弉冉尊(イザナミノミコト)、福禄寿です。

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境内に大銀杏と絵馬掛けが現れます。

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手水舎のまわりにも絵馬が掛けられています。

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かわいらしい猫のえんむすび祈願絵馬と、着物を着た成就絵馬は丸い形をしています。

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こちらが拝殿です。

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大きな「まねき猫」に、今年の干支「まねき猿」、そして福禄寿の像が祀られています。

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こちらは本殿前の「なで猫」です。

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境内にある沖田総司終焉之地の碑。

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新選組の沖田総司は当時、当地に居住していた御典医、松本良順の治療にも拘らず、その甲斐無く当地にて没したと伝えられている。(境内案内版より)

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今戸神社の授与品です。

縁結びで有名な神社ですが、猫好きな方にもおすすめです。

今戸神社鎮座地:東京都台東区今戸1-5-22

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2016年2月15日 (月)

三光神社 -真田幸村ゆかりの地-

大阪市の三光神社(さんこうじんじゃ)に来ています。

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三光神社は、玉造の南の小高い丘陵(旧姫山)に鎮座し、御祭神は、天照大神、月読尊、素戔嗚尊の三貴神をお祀りされています。

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北参道の大鳥居です。

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手前の「国家安泰平和祈願」と刻まれた石は、「片柱の鳥居」と云われ、第二次世界大戦の戦火を被り片柱のみ残った戦前の鳥居です。

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鳥居の柱が折れてしまうことを実感すると、戦火の厳しさが改めて伝わってきます。

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東側の参道です。

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社殿前の鳥居です。

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よく見ると、鳥居の柱が二つあります。

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横側から見るとこのような感じです。

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社務所でお話を聞くと、こちらも第二次世界大戦の戦火を被り、残った戦前の鳥居と云うことです。

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社殿前の手水舎。

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三光神社の社殿です。

こちらの神社は、真田信繁(幸村)とも関係があるそうです。

鎮座地の丘は真田山とも呼ばれ、かつては大阪城の出城「真田丸」が置かれていたそうです。

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東側にある真田信繁公像(幸村)

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幸村公像は昭和62年に建立され、台座は信州上田、真田家の菩提寺「長谷寺」より取り出した石(真田石)を使用されています(三光神社由緒より)

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幸村公像の隣には、大阪城から真田丸まで通じる「抜け穴」跡が残されていました。

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真田家家紋「六文銭」が見えます。

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社務所から頂いた由緒にある「大阪冬の陣」の陣布陣図です。

三光神社の付近が真田丸の一部であるとされます。

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お守りも真田幸村にちなんだものです。

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絵馬も祈願奉納するものとは別に参拝記念の絵馬もありました。

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境内できれいな鳥を見つけました。

スズメよりも小さな鳥です。

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メジロでしょうか(目の周りが白いです)

(初めて見ました)人馴れしているのか、近づいても逃げませんでした。

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こちらは、三光神社の隣にある墓地です。

社務所でお聞きしたら、陸軍墓地ということでした。

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墓地内を歩くと案内板がありました。

「真田山陸軍墓地」日本で最初に設置された陸軍墓地で明治から西南戦争、日露戦争、第一次世界大対戦、第二次世界大戦における戦没者の慰霊がお祀りされています。

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都会の中に整然と並ぶ墓石を目にして、今の平和な日本に改めて感謝し、戦争のない平和な世の中を願うばかりです。

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2015年5月18日 (月)

祝 松江城国宝へ

松江市に来ています。

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目の前は宍道湖です。空には雲が広がり、雨が降りそうな気配。

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このたび、天守が国宝に指定されることになった松江城です。

(おめでとうございます)

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ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)の木です。

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松江城天守閣。


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国宝に指定されることになった松江城天守は、1611年(慶長16年)に築城されました。


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天守は四重五階天守、地下一階付で高さは約30mあります。

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天守内部の様子です。

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石落とし。石垣に近づく敵に石を落とすようになっているそうです。

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天守の最上階。

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天守最上階から見る景色です。宍道湖が見えます。

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最上階からの景色も素晴らしいですが、現存の天守は見ごたえがありました。

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2014年10月31日 (金)

紅葉まえの池田家墓所

今日は鳥取市にある鳥取藩主の池田家墓所に来ています。

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紅葉にはまだ早いですが、墓所内を歩いてみます。

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初代藩主の池田光仲から11代藩主池田慶栄までの墓が並んでいます。

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史跡の保存修理工事が行われています。

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初代藩主光仲の父、忠雄は徳川家康の外孫にあたり、忠雄が岡山藩主の時に起こった事件が、荒木又右衛門で有名な「鍵屋の辻の決闘」です。

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忠雄の死後、幼少の光仲は鳥取藩に移ることとなり、初代鳥取藩の藩主となられました。

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苔の上にはたくさんのドングリが落ちていました。

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例年、紅葉の見ごろは11月下旬頃です。

池田家墓所については鳥取県文化財課のHPを参考ください。


史跡・鳥取藩主池田家墓所 鳥取県HP

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