気比神宮 -越前國一之宮-

福井県敦賀市の気比神宮を訪れました。

美しい朱塗りの大鳥居は、奈良の春日大社、広島の厳島神社とともに、日本三大鳥居とも云われています。（現在は重要文化財となっています）

この大鳥居は、高さ36尺（10.9m）もあり、寛永年間に佐渡国鳥居ヶ原から伐採奉納したムロノキを使って、1645年に建立されたとあります。

気比乃長命水

702年（大宝2年）の神宮修営の時に、地下水が噴出し、1300年以上にも亘り、長命水の名称で親しまれています。

手水舎です。

古事記では、武内宿禰（タケノウチスクネ）に連れられた太子（応神天皇）が、伊奢沙別命

（イザサワケノミコト）と名前の交換を行ったと云われる地です。

主祭神は、伊奢沙別命（イザサワケノミコト）です。

御祭神は、仲哀天皇（第14第天応）、神功皇后（仲哀天応皇后、応神天皇の母）、日本武尊（第12代景行天皇の皇子）、応神天皇（第15代天皇）、玉姫命（神功皇后の妹）、武内宿禰（景行、成務、仲哀、応神、仁徳の5代に仕えた日本最初の大臣）です。

外拝殿

授与所

絵馬奉納所

回廊

敦賀市指定天然記念物のユーカリの木

気比神宮は越前国一宮であり、北陸道総鎮守とされ格式を感じる神社です。